子犬・子猫期の食事
子犬・子猫の食事の与え方
ワンちゃんは生後6ヶ月頃まで、ネコちゃんは生後4ヶ月頃までは、1回の食事で食べられる量はそれほど多くはありませんので、1日分の食事を2〜4回に分けて与えましょう。
成長に合わせて、徐々に食事量を増やし、食事の回数は減らしていきましょう。
1日分の食事量は、ペットフードのパッケージに表示されている食事の目安量を参考に、ワンちゃん・ネコちゃんの状態に合わせて調整しましょう。
ふやかしたフードについて
子犬・子猫は消化器官が未発達のため消化吸収をしやすくするためと、一気に飲み込んだ時に喉に詰まらないように、食べやすくするためです。
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1
量ったドライフードをお皿に入れる
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2
お湯をフードが軽く浸るぐらいまで注ぐ
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3
フードがふやけたら出来上がり
ふやかす時間の目安は15分〜20分程度
ドライフードへの切り替え
生後3ヶ月から4ヶ月頃になったら、徐々にドライフードへ切り替えていきましょう。
ふやかしたフードにドライフードを少量混ぜたり、ふやかす水分を少なくしていき、徐々にドライフードの割合を増やしながら切り替えてください。
ドライフードに切り替えた時に食いつきが悪くなってしまったら、ふやかしたフードに戻す事も大切です。
あくまでも目安ですので、切り替える時期には個体差があります。
ウェットフードのおすすめシーン
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新しい家にやってきて、あまり食べてくれない(新しい環境へのストレス)
- 今までとは異なったドライフードの給与や新しい環境での緊張の影響で、食欲が落ちる可能性もあります。
- 嗜好性の良いウェットフードを準備しておくことで飼い主さまも安心感を持つことができます。
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いろいろなフォーマットに慣れさせたい
- 食事の好みは幼少期に影響を受けると言われています。
- 将来起こりうる様々な事例(ペットホテル、入院、生活環境の制限など)を踏まえて、ドライフードだけでなくウェットフードの体験をさせてあげましょう。
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ベストな体型をめざして
- 子犬や子猫は成長期に脂肪細胞(脂肪を貯める細胞)を作ります。成長期に過剰にエネルギーを与えると、脂肪細胞の数が増えてしまい、将来太りやすく、やせにくい体になってしまうリスクがあります。
- ウェットフードはドライフードよりもカロリーが低め。ドライフードの一部をウェットフードに置き換えることで、与える量を増やしながらカロリーオフが可能です。
- 摂取カロリー
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- 犬種・猫種その子によって食事の量や回数が異なります。
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我が子の質問がある場合は、お手持ちの「母子手帳」をご参照ください。