犬のしつけ
トイレトレーニング
ワンちゃんは、成功をたくさん褒められると嬉しくなります。
きちんとトイレで排泄することを褒めてあげることで繰り返すようになり、失敗しないサポートが出来ます。
- 排泄のタイミングを見極める
-
排泄するタイミングは、「寝起き」「ごはんの後」「運動した後」「興奮した後」が多いです。
子犬は、うんち:1日5〜6回、おしっこ:5〜10回ほどします。
成長するにつれて回数が減ってきますので、トイレトレーニングが難しくなります。
排泄の前触れの動作として、「そわそわする」「くるくるまわる」などをし始めます。
排泄のタイミングを見極めて、子犬のうちにしっかりとトレーニングしましょう。- 排泄のタイミング
-
-
寝起き -
ごはんの後 -
運動した後 -
興奮した後
-
- 成功したらほめてあげる
- サークル内のトイレで排泄が出来たらほめてサークルから出してあげましょう。ほめるタイミングは排泄の直後です。
目の前で排泄した直後で褒めてもらうことを覚えると、成功率が高まります。
トイレで排泄をした後にサークルから出してあげることもご褒美になります。
- 自分からトイレに行くように習慣づける
- サークル内で出来るようになったら、ワンちゃんを少しずつサークルから遠ざけてサークルに戻る練習をします。
どこにいても自分からサークルに戻れるようになることが理想です。
- より効果的なトイレの合図をする
- 目の前で排泄した直後にほめられると、徐々に人を見ながら排泄するようになります。
排泄の際に「シーシー」「ワンツーワンツー」などの合図を言い、トイレがしっかりできたらほめてあげましょう。
だんだんと合図を言うと自分から排泄をするようになります。
- 失敗しても叱らない
- 子犬はまだ何もわからない状態ですので、じっくりと教えてあげることが大切です。
トイレが失敗した時に叱ってしまうと、「排泄自体が悪いことなんだ」と勘違いをしてしまい、トイレの場所ではない所で見えないように隠れて排泄をしてしまう恐れがあります。
ワンちゃんはほめられることで、トイレを覚えていきます。
習慣になる前に
- ドッグトレーナーに相談する事も有効です。
-
ムダ吠え・噛みくせ・イタズラ・排泄の失敗など愛犬の困った行動はどの犬にも起こりうる事です。
早く問題行動を把握し対処して犬にも飼い主さんにもストレスがない生活を送りましょう。
「動物の愛護及び管理に関する法律(動愛法)」には飼主責務に関する記述があります。法第7条では、動物は “ 命あるものである ” ことを十分に自覚し、その種類・習性等に応じて適正に飼育・保管することにより、“ 動物の健康及び安全 ” の保持に努めること。
また “ 動物が人の生命、身体若しくは財産に害を加え、人の迷惑を及ぼすことのないよう努めること ” が述べられています。しつけは人間との共生には欠かせません。